府警の司法解剖で、死因は小腸や腸間膜が裂けたことに伴う出血性ショック死と分かっているが、腹腔内に大量の血がたまり、腹膜炎を起こしていたことも判明した。
捜査1課と堺署は、古田島容疑者が腹を強く圧迫した虐待行為と、隆雅ちゃん死亡との因果関係が立証されたと判断。16日、容疑を傷害致死に切り替えて送検、虐待の状況をさらに詳しく調べる。
送検容疑は4月9日ごろから14日の間、堺市堺区中向陽町のマンションで、隆雅ちゃんの腹を数回にわたって手で押し込み、圧迫が原因の小腸裂傷などによる出血性ショックの傷害を負わせて、14日午前2時ごろ死亡させたとしている。
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